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東京23区の人口推計とワンルームマンション規制について解説

8月の既存マンション成約数、2ケタ増

(公財)東日本不動産流通機構は10日、2019年8月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は2,584件(前年同月比12.2%増)の2ケタ増となり、8月としては1990年5月の機構発足以降、過去最高に。地域別では、多摩と神奈川県他を除く各地域が前年比で増加。東京都区部は1,127件(同20.3%増)の大幅増となり、7ヵ月連続で前年同月を上回った。

1平方メートル当たりの平均成約単価は53万8,800円(同3.4%増)、平均成約価格は3,461万円(同4.3%増)と、ともに7ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万6,228件(同2.9%増)で、2ヵ月連続で前年同月を上回った。在庫件数は4万8,157件(同3.8%増)と、51ヵ月連続で前年同月を上回っている。

そのほか、埼玉県が286件(1.4%増)、千葉県が308件(23.2%増)となった。成約m2単価は3.4%上昇の53.88万円、成約価格はの3461万円(4.3%上昇)で、ともに7カ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万6228件(2.9%増)だった。前月比では7.9%の減少。

不動産の入口中古戸建ては成約件数が965件(20.9%増)と大幅に増加した。成約価格は3030万円(4.5%下落)となり、前月比でも4.4%下落した。在庫件数は2万2058件(11.7%増)と、2ケタ増となり、27カ月連続で前年同月を上回った。前月比でも0.6%の増加だった。

 

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