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東京23区の人口推計とワンルームマンション規制について解説

築10年後の価格の維持率、最高値は原宿

(株)東京カンテイは22日、築10年既存マンションのリセールバリュー(価格維持率)に関する調査結果を発表した。

首都圏でリセールバリューが算出できた630駅の平均値は、新築価格の91.4%。東京都心部やその周辺エリア、横浜・川崎エリアを中心に新築マンション価格はミニバブル期のピークを大きく超え、既存マンション価格も連れ高の様相を呈して高水準に達している。

新築時の価格以上で流通したことを示す100%以上の駅は138駅(シェア21.9%)で、山手線の内側とその周辺、城南~横浜のエリアで多かった。一方、都心から離れるほど数値が低くなり、新築分譲時の価格から3割以上も目減りした駅は30駅(シェア4.8%)あり、その多くが都下や千葉県の郊外だった。

不動産の入口 首都圏で最も高かったのはJR山手線「原宿」の173.4%。原宿に続く2位は横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」(155.2%)、3位が東京メトロ南北線「溜池山王」(142.7%)となった。

 

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