iDecoとは?人生100年時代!老後のために今から始める資産形成♪

2019.06.06

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資産をつくりたい…老後が心配なので今から投資したい…と思っている人は少なくないでしょう。
現に、少子高齢化が進むことが確実な現在の日本では、「自分の老後資産は自分でつくる」という心構えは必要です。

とはいえ、資産運用や投資に関して「怖い」印象を持っている人もいると思うので、この記事では資産運用・投資の代表格であるiDeCoと不動産投資について解説します。概要をしっかりと理解し、今後の資産形成の参考にしてみてください。

iDecoとは?

まずはiDeCoについて以下の点を知っておきましょう。

iDeCoの概要

iDeCoとは「個人型確定拠出年金」のことであり、簡単にいうと老後資金を自らつくるため、年金を手厚くする制度になります。iDeCoの仕組みは以下の通りです。

  • 60歳まで毎月一定額(掛け金)を拠出
  • 掛け金で投資信託や定期預金、保険などを運用
  • 60歳以降に運用資産を受け取る

このように、iDeCoは資産運用の一種なので、その運用状況によって60歳以降で受け取れる金額は異なります。

iDeCoの始め方

iDeCoは、証券会社を通じて積立口座をつくり、あらかじめパッケージ化された商品を取得するという流れです。たとえば、楽天証券には以下のような商品があります。

  • ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)
  • みずほUSハイイールドファンド<DC年金>
  • 三井住友・DC外国リートインデックスファンド
  • たわらノーロード先進国株式

商品によって、国内REITを中心に運用していたり、先進国の株式を中心に運用していたりと、特徴が異なります。
そのため、商品ごとの特徴や価格推移を確認し、自分の投資方針と合った商品を選びましょう。

iDecoのメリット

iDeCoのメリットは以下の点です。

  • 掛け金が全額所得控除される
  • 運用中の利益は非課税
  • 資産を受け取るときも「退職金/公的年金等」控除がある
  • 金融商品のコストが低い
掛け金が全額所得控除される

iDeCoは、掛け金が全額所得控除されます。たとえば、給与所得600万円の人がiDeCoで年間30万円の掛け金を拠出していれば、その人の所得は570万円まで下がるということです。

所得が下がることで、所得税・住民税が節税できます。

運用中の利益は非課税

また、通常は運用中の利益に20.315%の税率が課税されますが、iDeCoを利用して得た利益は非課税です。

資産を受け取るときも「退職金/公的年金等」控除がある

60歳で資産を受け取るときにも、一時金として受け取れば退職金控除、分割して受け取れば公的年金等控除が受けられます。

これらは、通常の所得よりも節税効果が大きな控除になるので、その点もメリットといえるでしょう。

金融商品のコストが低い

また、iDeCoにラインナップされている金融商品は、超長期間運用する前提です。そのため、信託報酬など「コスト」が低い商品が多い点もメリットといえるでしょう。

iDeCoのデメリット

一方、iDeCoには以下のデメリットがあります。

  • 60歳まで資産を動かせない
  • 口座開設と維持費用がかかる
60歳まで資産を動かせない

iDeCoは年金を手厚くすることが目的なので、60歳まで基本的に資産を動かせません。つまり、「途中で償還(≒売却)して利益を得る」などはできないということです。

口座開設と維持費用がかかる

また、iDeCoの積立口座を開設する際は最低でも2,777円が必要であり、運用期間中も月額167円の維持費が必要という点もデメリットといえます。

不動産投資

次に、不動産投資に関して以下を解説していきます。

不動産投資の概要

不動産投資とは、以下のような不動産を取得し、そこからの賃料収入で収益を上げる投資です。

  • 区分(一室)マンション
  • アパート一棟
  • マンション一棟
  • 駐車場

不動産を売却することで「売却益」を得ることも可能ですが、売買時には諸費用や税金がかかります。そのため、基本的にメインの収益は賃料収入であり、売却益はサブの収益となります。

不動産投資のメリット

不動産投資のメリットは以下の点です。

  • レバレッジ効果が高い
  • 収益性が高い
  • 手間がかからない
レバレッジ効果が高い

レバレッジ効果が高いとは、小さい資金で大きな資産を取得できるということです。不動産投資がレバレッジ効果の高い投資である理由は、不動産投資ローンを組んで資産を取得できるからです。

借入者によってレバレッジ効果は異なりますが、自己資金の10倍程度の資産を保有することも珍しくありません。一方、ほかの投資はせいぜい信用取引を利用して、3倍程度のレバレッジをかけるくらいです。

iDeCoのような長期保有を目的としている投資は、信用取引が利用できないので「自己資金≧保有資産額」になります。

収益性が高い

前項のレバレッジ効果が高いことで、不動産投資は収益性も高くなりやすいです。というのも、投資の収益性は「保有資産額×利回り」だからです。

つまり、同じ利回りであれば保有資産額の高い投資の方が収益も高くなるので、レバレッジ効果が高い不動産投資は収益性も高くなりやすいのです。

手間がかからない

不動産投資には以下の手間がかかります。

  • 入居者の募集
  • 家賃の徴収や滞納時の対応
  • 共用部の掃除や修繕(一棟投資時)
  • 退去時の立ち合いや修繕作業

しかし、不動産投資の場合は上記を全て管理会社に一任できるので、オーナーの手間は「物件取得」くらいです。これは、長期で資産運用する上で非常に重要な要素になります。

不動産投資のデメリット

一方、不動産投資には以下のデメリットがあります。

  • 流動性が低い
  • 空室や家賃下落時に赤字リスクがある
流動性が低い

不動産を売却するときは、以下のような流れになります。

  • 査定
  • 媒介契約の締結
  • 売却活動
  • 申込&契約
  • 引渡し

物件にもよりますが、上記の期間は概ね半年程度かかることも少なくありません。iDeCoは60歳まで資産を動かせないので、iDeCoよりは流動性は高いですが、投資全般で比較すると低いといえるでしょう。

空室や家賃下落時に赤字リスクがある

また、空室時は家賃収入がゼロになりますし、建物は築年数が経過すれば家賃収入は下がっていきます。
その影響で収益が赤字になる可能性がある点は、不動産投資のデメリットといえます。

iDeCoと不動産投資に向いている人

ここまでで、iDeCoと不動産投資について理解できたと思います。さいごに、iDeCoに向いている人はどんな人か?不動産投資に向いている人はどんな人か?を解説していきます。

iDeCoに向いている投資

iDeCoに向いている人は、資産をつくるというよりは「貯金ではお金は殖えずにもったいないから別の運用方法はないかな…」と思っている人です。

というのも、iDeCoは超長期間の資産運用なので、利回りや収益性の高さよりも安定性を求めます。その結果、「老後の不労所得をつくる」など資産をきちんとつくるというよりは、「老後の足しにする」程度の収益性になります。

そのため、貯金するのは嫌だけどリスクを高めてまで資産をつくることを目的にしたくない…という人にiDeCoは向いています。

不動産投資に向いている人

不動産投資に向いている人は、老後の資産をきちんと作りたい人です。要は、その金融資産だけでも生活できるような不労所得をつくりたい…という考えの人に向いています。

その理由は、やはりレバレッジ効果の高さによる収益性、そして手間がかからず運用できるという点です。もちろん、借入をすることで「支出増」になり、空室時は手持ち資金が目減りするリスクはあります。

しかし、「家賃収入」は安定性が高く、不動産投資は比較的リスクが小さい投資ではあるので、老後の資産形成には向いている投資といえるでしょう。

まとめ

このように、iDeCoはあくまで年金の足しにする制度であり、資産をつくるには物足りないです。もちろん、老後の年金の足しにするという目的であればiDeCoでも良いですが、きちんと資産形成したい場合は不動産投資の方が良いです。
不動産投資 iDeCoただ、いずれにしろ上述したデメリットを理解し、きちんと物件選びや収支シミュレーションした後にはじめることが重要です。

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