梅雨時期に注意!マンションで発生するシロアリ被害の責任と対策について

2022.06.16

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梅雨時期の6月から夏前は​​​​​​湿度が高くなり、カビやシロアリの発生が気になる方も多いのではないでしょうか。アパートやマンションでもシロアリが発生することも少なくありません。活発に動く時期でもあり、十分な対策を行う必要があります。そこで今回は、賃貸物件でシロアリ被害が発生した場合の責任やシロアリ被害を予防する方法について解説します。

そもそもシロアリとは?

シロアリ科ですが実はゴキブリの仲間の社会性昆虫です。日本には22種類のシロアリが生息していると言われています。

家屋に被害を及ぼすシロアリは5種類です。中でもヤマトシロアリとイエシロアリが多いです。

ヤマトシロアリは、シロアリ目ミゾガシラシロアリ科で4月~5月が活発に動きます。

イエシロアリは、シロアリ目ミゾガシラシロアリ科です。6月~7月が活発に動きます。

シロアリの主な栄養源は、木材に含まれるセルロースやヘミセルロースで柔らかい木材を好みます。

シロアリが発生しやすい場所は、風通しが悪く、暗いジメジメした場所などです。

例えば、浴室やトイレ、洗面所、湿気の多い床下、玄関などです。

木造以外のシロアリ被害について

シロアリは木材を好みますが、雑食性昆虫であるため木材以外のプラスチックなども食い荒らす場合もあります。

そのため、鉄骨や鉄筋コンクリート造のマンションなどでも決して安心ではなく、シロアリが繁殖する可能性もあるのです。

また、​​断熱材にも水分が含まれているためシロアリが好む場所となっています。

しかし、集合住宅を建てる際は、シロアリ対策を行う義務はありません。それゆえ、シロアリ対策は費用が高額になるので、積極的に行う業者は少ないでしょう。

賃貸物件でシロアリ被害が発生した場合の責任

賃貸物件でシロアリ被害が発生した場合、借主または貸主どちらが責任を負うのか気になる方も多いのではないでしょうか。

基本的には、管理会社や大家さんがシロアリ駆除の費用を負担するとされています。

また、シロアリ被害により建物の一部が破損している場合もあるため、補修費用なども発生します。

ただし、借主の不注意や過失によってシロアリ被害が生じた場合は、借主がシロアリ駆除の費用を負担することになるでしょう。

例えば、部屋の換気を怠り、湿気の多い環境をつくってしまった場合やダンボールをたくさん置きっ放しにしている、雨漏りを放置しているなどです。

これらは、シロアリを誘発する原因にもなるため注意が必要です。

いずれにしてもシロアリ被害が発生した場合は、早急に専門の業者に調査を依頼するのが​​​​得策です。

賃貸物件では、自分の部屋だけでなく広範囲にわたりシロアリ被害が発生している可能性もあります。

借主がシロアリを発見した際は、自分で駆除を行わずにまずは管理会社や大家さんに連絡すると良いでしょう。

シロアリ被害が酷く、引っ越しを希望する場合の費用

大家さんは、借主に対し平穏かつ安心・安全に生活できる環境を提供する義務があります。しかし、シロアリ被害が広範囲にわたり、駆除を怠っていたような場合は、引っ越し費用を請求できる余地があるでしょう。

ただし、管理会社や大家さんの対応によって異なります。

シロアリ被害を予防する方法

・シロアリが好む環境をつくらない

室内が高温多湿であるにもかかわっらず、部屋の中にダンボールを置いたり、木製の収納ボックスを設置しているとシロアリが住み着く可能性があります。

特に玄関やベランダなど、シロアリが侵入しやすい経路には木材やダンボールを置かないようにしましょう。

・風通しを良くする

近年はコロナ禍で換気を行う習慣が身についているかもしれません。換気を怠らないように1日数回しっかり行い、風通しの良い家にすることが大切です。

梅雨の時期は、除湿機を使用して湿気を取り除くことも一つの方法です。。

また、通気口周辺には物を置かないように注意しましょう。床下に湿気がたまると、シロアリを誘発する原因となります。

・専門会社に依頼する

シロアリ駆除の専門業者に予防施工として依頼するのも良いでしょう。薬剤の散布やACQを加圧注入することでシロアリ対策を施します。

まとめ

梅雨の時期になると湿気が多くなり、シロアリ被害が発生しやすくなります。木造だけでなく、鉄骨や鉄筋コンクリート造のマンションでもシロアリが発生するケースもあります。シロアリが好む環境をつくらないよう、できる対策からしっかり行いましょう。

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