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賃貸物件の内見ポイントと盲点について

関連ワード 費用 賃貸需要

賃貸物件を探す際に物件の状態や築年数、周辺環境など、さまざまな条件を確認することが大切です。
しかし、賃貸物件では意外に知られていない部分もあり、注意が必要です。

そこで今回は、賃貸物件の内見ポイントと盲点について解説します。

賃貸物件の内見ポイント

駅からの所要時間

駅から徒歩、自転車などでどのくらいかかるのかをチェックしておきましょう。
物件情報の「駅まで徒歩◯分」と記載されているのは、徒歩1分=道路距離80mというルールに沿っています。

「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」に規定されているのです。
また、道路距離は直線距離ではなく、実際に歩く距離を指します。

たとえば、駅から物件までの距離が500mの場合は、以下の計算式になります。
500m÷80m=6.25 端数は切り上げになるので「徒歩7分」と表記します

玄関の広さ

物件については、まず玄関の広さを確認することが大切です。
玄関が狭い場合は、家具家電などを搬入するときに大きさによっては、入らない可能性もあるためです。

併せて、玄関扉の開き具合も確認する必要があります。
また、シューズボックスの有無やどのくらい入るかなども確認しておくとよいでしょう。

インターフォン

音声のみのタイプとモニター付きのタイプがあります。
防犯上の観点からモニター付きのタイプがより安全でしょう。

各部屋の広さ

家具家電を配置できるかを想定しながら、縦・横・高さなどを計測しておきます。

窓の位置・大きさ

窓の位置も重要です。家具家電の配置に影響がないか、カーテンの大きさなども確認しておきましょう。
また、通行人から丸見えになっていないかなど、プライバシーが確保されるかなどもチェックする必要があります。

コンセントの位置や数

コンセントの位置や数も重要です。位置によって家電を配置を変更しなければならない場合もめずらしくありません。
また、コンセントの数が少ない場合は、延長コードを使用することになります。

クローゼットの収納量

服のみならず、バッグや小物類など、どのくらい収納できるのかを確認します。
広さや高さ、奥行きなどを計測しておくとよいでしょう。

賃貸物件の盲点について

アンペア数の確認

アンペア数は原則、上げることはできません。30Aあれば十分と言われていますが、10〜20Aの物件もあるため、注意が必要です。
テレビが大きい場合やドラム式の洗濯機、エアコンなど、同時につけているとすぐに停電になる可能性もあります。

エアコンの年数

エアコンの年数は、下側に記載されている場合が多いです。
修理の際の負担について、契約する賃貸借契約前の重要事項説明で確認しておく必要があります。

動作音が大きい場合や異臭がするようなときは、古くなっているケースが多いです。
古いエアコンであれば、電気代も高くなってしまいます。

エアコンが残置物のケース

残置物とは、前に住んでいた借主が置いていったものです。
重要事項説明や契約書に残置物の修理に記載があることもあります。

その場合は、新しい入居者に修理義務が生じるのです。

フローリングのチェック

一見、普通のフローリングに見えても、少し柔らかく感じた経験はないでしょうか。
クッションフロアは、クッション性が高いため、跡が残りやすいです。

退去する際、原状回復で請求される可能性があるのです。
また、全部の張り替えを請求されるような場合は、悪徳な業者である可能性が高いでしょう。

換気扇

換気扇が新しいかどうかも確認しておくとよいでしょう。
古い場合は、吸い込みが悪く、しっかり換気できていないこともあります。
場合によっては、換気扇が回らないこともあるのです。

騒音

内見したときには音がしなかった場合でも入居してから発覚するケースも少なくありません。
たとえば、上の階の足音がうるさい、決まった時間に何かを始める、隣の生活音がうるさい、夜に洗濯をするなどです。

また、趣味でDIYを行う際に工具を使う音やペットの鳴き声など、騒音問題はさまざまな原因で発生するケースが少なくありません。

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