コロナ禍における東京都の人口移動と住みやすさについて

2022.09.08

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総務省が住民基本台帳に基づきまとめた、外国人を含む東京都の2021年人口移動は、転入者数が42万167人、転出者数が41万4,734人です。
転入が転出を5,4333人上回るいわゆる「転入超過」という結果になりました。

2021年東京都の人口移動報告

転入超過の人数は、統計を取り始めた2014年以降で最も少なくなっています。
また、東京23区に至っては、転出者数が転入者数を1万4,828人上回り初めて「転出超過」となった年でもあります。

​​(参考:総務省「住民基本台帳人口移動報告」2021年

新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークなどの普及で都心部から郊外へと移る動きが加速がみられていました。

2022年5月東京都の人口移動について

総務省が6月28日発表した2022年5月の住民基本台帳人口移動報告によると、​​東京都への転入者数が転出者数を3万3171人上回りました。転入超過となるのは3カ月です。
東京都は、2022年1月から転入超過に転じています。

転入者は、9万8812人と前年同月比1.5%増加、転出者は6万5,641人と前年同月比5.6%減少しました。
一方、​​埼玉県、千葉県、神奈川県も転入超過となっています。

(参考:総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2022年(令和4年)5月結果」

長引く新型コロナウイルス感染拡大の影響があるものの、再び一極集中が強まってきています。

東京都が転入超過に転じている理由

まん延防止等重点措置の解除

3月21日にまん延防止等重点措置が解除されたことも要因となっています。
1日の最大感染者数が最も多い東京都や2番目に多い大阪府など、大都市での解除に経済活動の期待が高まっています。

また、感染リスクが低い一般の事業所などは、濃厚接触者の特定を求めず、一律の出勤制限を行わないことも決定されました。
とはいえ、東京都は2022年7月12日からコロナ新規感染者数のスピードが加速しています。

7日連続で1万人を超える状況で「第7波」に突入していると報じられ、警戒が高まっているのです。

通勤・通学する人の増加

大学の授業がオンラインから対面授業が増えたことにより、通学する人が増えたことも挙げられます。
テレワーク中心だった社会人が通勤を再開したことや出張が増えたことも影響しているでしょう。

東京の住みやすさランキング

LIFULL HOME'S PRESSは6月28日「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022~ファミリー編~」を発表しました。
ランキング対象は、2021年住民基本台帳人口移動報告による0~14歳の転入超過者数上位10自治体です。駅周辺の施設充実度が高いことを住みやすさの定義としています。

1位は「八王子駅」(東京都八王子市)、2位は「町田駅」(東京都町田市)、3位は「京王八王子駅」(東京都八王子市)です。多摩エリアの2市が上位を占めています。

(参考:LIFULL HOME'S PRESS「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022~ファミリー編~」

多摩エリアの特徴

人口147,723人、74,015世帯です。(2022年6月1日現在)
(参考:多摩市「多摩市の人口と世帯数」

中央線、京王線、小田急線などの路線が通るエリアです。市の南部には多摩ニュータウンがあります。
南部には、UR住宅やJKK賃貸住宅、都営住宅が立ち並び、集合住宅が多いのが特徴です。
北部は、高級住宅が多い印象です。

多摩センター駅周辺には、百貨店やショッピングセンターなどの商業施設が充実しており、買い物が大変便利です。
閑静な住宅街でドラマや映画のロケ地として使用されています。
自然豊かで桜ヶ丘公園や多摩中央公園など、公園が多くあります。

多摩市の家賃相場

ワンルーム:5.47万円、1DK:6.82万円、1LDK:10.86万円、2LDK:13.73万円、3LDK:13.62万円などです。

(参考:LIFULL HOME'S「多摩市の家賃相場情報」

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