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住宅地の上昇率全国トップ!再開発事業が進む北海道の現状について

国土交通省が3月22日に発表した1月1日時点の2022年公示地価は、全国の全用途平均で前年比0.6%の上昇となりました。
全体では2年ぶりの上昇です。

地価上昇率・全国トップの北海道

なかでも、全国の住宅地上昇率で上位100地点の9割超を占めたのが北海道です。
北海道内の住宅地、商業地、工業地などを合わせた「全用途」平均では、3.9%プラスで6年連続の上昇となっています。

住宅地の平均価格は4.6%プラスで伸び率は全国平均の約10倍、4年連続の上昇です。
商業地は、2.5%プラスの​​​​7年連続の上昇です。

(参考:北海道「北海道地価調査・地価公示」

(参考:北海道新聞「公示地価、道内の上昇率最大 住宅地、北広島市がけん引」

札幌市の住宅地9.3%プラス

札幌市の住宅地9.3%プラスで9年連続で上昇しています。
商業地は5.8%プラスの上昇となっています。

最も価格が高かったのは、札幌市中央区南1条西26丁目1番8です。
1㎡あたり65万円です。

不動産経済研究所の調査によると、札幌市の2021年新築マンション平均価格は、5,026万円で前年比3割近く上昇しています。
資材価格の高騰や人件費などが要因にもなっています。

(参考:不動産経済研究所「全国新築分譲マンション市場動2021年」

住宅地上昇率全国トップ10のうち、7カ所は北広島市

住宅地上昇率全国トップ10のうち、7カ所を占めたのは北広島市です。
上昇率1位の北広島市栄町1丁目は、19.6%の上昇となりました。
2位は、北広島市中央2丁目1の2の8.3%の上昇です。

北広島市は、JR線で札幌駅まで20分前後という好立地です。
2023年に北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」とマンションやエンターテインメント施設などが併設される「北海道ボールパークFビレッジ」が同時にオープンします。

北海道日本ハムファイターズは、このプロジェクトの推進指針を企業や自治体と共に創る「共同創造空間」と位置付けています。
また、JR北広島駅周辺市有地では『駅西口周辺エリア活性化事業』として、西口の市有地に地下1階、地上18階建てのホテルや分譲マンション、商業施設が入る複合ビルなどを建設予定です。

住宅地の地点別上昇率トップは、7カ所の北広島市の他、​​​​2地点は石狩市、1地点は江別市でした。

北海道の中心部で増加傾向するタワーマンションについて

北海道の中心部で増加傾向にあるのがタワーマンションです。

ONE札幌ステーションタワー

札幌駅周辺の再開発で注目されているのは、札幌市北区北8条西1丁目の48階建てタワーマンションです。
「ONE札幌ステーションタワー」と名付けられ、大規模複合再開発プロジェクト「北8西1地区第一種市街地再開発事業」の施行区域内に誕生します。

「ONE札幌ステーションタワー」(地上48階地下2階建て、総戸数624戸)は、JRタワーを上回る高さ約175m、平均坪単価:約415万円/坪、専有面積:49.69㎡~227.99㎡とで階数・高さ共にNo.1となっています。
札幌市営地下鉄東豊線・南北線「さっぽろ駅」の地下新設出入口から直結・徒歩1分の好立地で、大雪などの心配がなく移動可能です。

テレワークも可能な個室が設置されている「オーナーズラウンジ」や6種類の「ゲストルーム」、札幌の街並を一望できる「スカイラウンジ」や「パーティールーム」も設けられています。
1か月の申込・成約件数は、道内の新築分譲マンション史上最多の226戸を記録しているということです。

(参考:PR TIMES「「ONE札幌ステーションタワー」が北海道内の新築分譲マンションで北海道史上最多の月間申込・成約戸数226戸(ニュースリリース)

(参考:住宅新報Web「大和ハウス 北海道最高層の新築マンション 月間成約が過去道内最多」

moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)

札幌市中央区・狸小路では、南2西3南西地区市街地再開発組合が「ドン・キホーテ札幌店」の跡地に建設中の高層複合施設があります。
2023年春以降の予定です。

地下2階、地上28階建てで4階から6階は水族館、7階から28階は全133戸の分譲マンションとなる予定です。
南2西3南西地区市街地再開発組合は、この​​​​​​複合施設の名称を「moyuk SAPPORO(モユクサッポロ)」と発表しました。
モユクはアイヌ語で「たぬき」を意味します。

新さっぽろの大規模再開発

新さっぽろ周辺では、G街区、I街区の2つのエリアで再開発が進んでいます。
G街区は、G街区では2021年に産業技術学園(看護医療系学科)、札幌学院大学(社会科学系学部学科・心理学部・大学院)が竣工済みです。

I街区は、地上30階建て、220戸の分譲マンションやホテル、商業施設、医療施設4棟などが建設予定です。

(参考:大和ハウス「新さっぽろG・I街区開発」

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