この記事をご覧の皆さんの中には、新築マンションのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのかという疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。
不動産投資や住宅としての購入を考えている人にとって、新築マンションは見た目がきれいで、資産価値や家賃帯などが高く付きやすく大きな魅力があるのは確かですが、その反面で投資・購入する際にマイナスに働く要素があることにも注意しないといけないのです。
そこで、今回の記事では、新築マンションのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのかになどについて説明していくので、一緒に見ていきましょう。
新築マンションのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか、具体的な内容について以下において説明していきます。
新築マンションの具体的なメリットには、以下のようなものがあります。
新築マンションのメリットの1つ目には、建物および付属設備の性能面が高いことが挙げられます。
新築マンションの建物は従来の建物よりも耐震・免振が強化されており、高い耐震基準を満たしているうえ、騒音が軽減される二重床、断熱・遮音効果の高い二重ガラスのサッシなどが配備されており住環境としての建物の性能が高くなっているので楽しみですね。
また、食器洗浄乾燥機、床暖房、浴室換気乾燥機、録画機能付きインターホン、手摺の付いた浴室や段差のないフルフラットフロアなど、住民の生活環境をより便利にしてくれる設備が付属していることが多く、付属設備も充実している新築マンションが多いです。
新築マンションのメリットの2つ目には、従来の建物よりも高セキュリティを備えていることが挙げられます。
新築マンションのセキュリティ面での何重にもわたるオートロックシステムや、録画機能付きの防犯カメラ、コンシェルジュによる24時間有人管理など、様々なセキュリティ設備が進化しており安全性が高くなっているので安心です。
上記2つのメリットのような建物の性能が高く、高いセキュリティを備えている物件は住環境として非常に高い安全性を保全でき、資産価値の維持や入居者の集客上で有利に働くので、投資・購入対象としてとっても魅了的な物件ですね。
新築マンションのメリットの3つ目には、中古マンションよりも金融機関の融資を取り付けやすいことが挙げられます。
新築マンションを購入の際には銀行などの金融機関から融資を受けて投資・購入する場合が多いと思われますが、融資を検討する際の資産としての価値が新築マンションの方が中古よりも高く担保価値が高いことから、融資を取り付けやすいです。
融資を取り付けやすいということは、それだけ物件が買いやすくなることを意味しており、資金調達がしやすいということであることから投資・購入がしやすくいですよ。
簡単にまとめると、新築マンションのメリットとしては、物件の投資・購入対象としても魅力と資金調達面での利便性の高さに分けることができますので、これらの点についてはここで押さえておいてください。
新築マンションの具体的なデメリットには、以下のようなものがあります。
新築マンションのデメリットの1つ目には、物件価格が中古マンションよりも高めであることが挙げられます。
上記の新築マンションのメリットの項目で説明したように新築マンションは中古マンションよりも建物がきれいであるうえ、建物の構造の性能や付属設備が充実していることなどが要因となって価格が高くなっており、初期投資・購入資金が多く必要です。
しかし、入居者が新築マンションのメリットを存分に生かして子供たちの安全や住居としての利便性などを重視して暮らしていくことも視野に入れると一概に価格帯の高さだけでデメリットとは言えないかもしれませんよ。
新築マンションのデメリットの2つ目には、物件数が中古マンションよりも少なく選択肢の幅が狭めであることが挙げられます。
2018年の新築マンションと中古マンションの供給戸数のデータによると新築マンションが37,132戸、中古マンションが206,901戸となっており、中古マンションが新築マンションの数を大幅に上回っています。
新築マンションは供給数が少ないことから投資・購入する側からすれば選択肢の幅が狭く、投資・購入の決定を行っていくうえでの利便性は中古マンションに比べて劣っている点については仕方がないかもしれませんね。
新築マンションには上記で挙げたようメリット・デメリットがありますので、新築マンションの投資・購入を検討している人はこれらの点について押さえておくと便利ですよ。
ここまで、新築マンションのメリット・デメリットについて説明してきましたが、具体的には上記の項目を考慮してどのようにしてマンションの購入を検討すればいいのでしょうか。
新築マンションは建物の構造の性能の高さや施設の充実具合などの要因から価格が高くなりやすくなっていますが、購入者や入居者の人にとってそこまで施設の充実具合は必要ではなく、また、新築でなくても良いと考える人もいると想定されます。
そこで、マンションの購入を検討する際には、上記で挙げたメリット・デメリットを考慮しつつ建物の性能と自身の予算のつり合いが取れる範囲の物件であるか、近隣の施設や駅からの距離などの要素を併せて投資や購入を検討すると良いでしょう。
例えば、上記の新築マンションで説明したメリットには劣るが、一定以上の性能などを満たす中古物件が売りに出て入ればその物件を購入・投資することによって予算を低く抑えるというような柔軟な方策などが考えられます。
新築マンションの投資・購入を検討している人は、この段落で説明したような視点を持ちつつ物件の選択を行うと物件を選びやすくなるのでおすすめです。
ここまで新築マンションのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのかになどについて説明してきましたが、いかがでしたか。
新築マンションにはメリット・デメリットがあり、マンションの投資・購入を検討している人たちにとって重要になるのが自身の予算や願望とそのメリット・デメリットを上手く調整して、自身にとって最適な物件に投資・購入することを目指しましょう。
この記事をご覧の皆さんは、今回の記事で説明した内容を参考にして新築マンションのメリット・デメリットにはどのようなものがあるのかになどについての学習に役立てると良いのではないでしょうか。