あなたは知ってる?資産運用と資産形成の本当の違いとその方法とは

2021.02.15

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最近では、老後2,000万円問題を機に資産形成の重要性が叫ばれるようになりましたね。
さらに、多くの金融機関から資産運用をした方がよいという声も聞いたことがある人がいるのではないでしょうか。
そんなよく耳にする「資産運用」と「資産形成」とは全く同じものかというと、そうではありません。
実は、両者には明確な違いがあるのです。

今回はお金のことをもっと詳しく知りたい方向けに資産運用と資産形成についてそれぞれ分かりやすく解説していきましょう。
また、具体的にどのように資産運用と資産形成に取り組むべきかについても述べているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

この記事を通して、お金に困らない豊かな生活への一歩を踏み出せるようになりましょう。

資産運用とは

資産運用とは、「今ある資産を増やすために、投資をして運用すること」です。
こちらはすでに資産がある前提で使われる言葉となっています。

方法

資産運用は自分のリスクに見合った金融商品を選択して運用する必要があります。
それにあたってここでは以下に代表的な金融商品を述べておきましょう。

  • 株式:企業が資金調達のために発行する証券
  • 債券:国や企業が発行する借金
  • 投資信託:専門家に代わり投資してもらう商品
  • 不動産:土地や建物

投資といえば、株をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
そんな株は「株価の値上がり」、「配当」、「株主優待」から利益を得ることができて、利回りの相場は約3~5%です。

債券はリスクの低い金融商品として有名となっています。
そんな債券は「利子」、「償還金」、「途中売却」から利益を得ることができて、利回りは約1~2%です。

投資信託は少額から始められることと専門家に頼める安心感から人気が出ています。 そんな投資信託は株式や債券など様々な金融商品を組み合わせることができるため、利回りは種類によって異なります。
柔軟な選択ができるという点ではメリットでしょう。

不動産は銀行からお金を借りて行うことができるので、レバレッジを効かせることができます。
特に、会社員であればお金を借りやすくなり有利に不動産投資に取り組むことが可能です。 そんな不動産は「家賃収入」「売却」から利益を得ることができて、利回りは約3~5%となっています。

もちろん、上記の商品は一部であって実際はもっと多くの種類があります
そこから自分のリスク許容度を考慮して、分散投資をすると良い資産運用ができるでしょう。

ちなみに、上記の商品をリスクの高い順に並べると「株式>不動産≧投資信託>債券」となります。

また、資産運用によって生まれた利益には約20%の税金がかかることを覚えておきましょう。
その対策として、現在ではNISAやiDeCoなど税制優遇制度があります。
資産運用をする時にはそういった有利な制度も活用するとよいでしょう。

資産形成とは

資産形成とは、「今ない資産を収入増や支出減を通して、少しずつ積み上げていくこと」です。
こちらは現状、資産がほぼないことが前提として使われる言葉です。

資産形成は0から1や10を作っていくというようにイメージしてもらえると分かりやすいでしょう。
その点、資産運用で述べたような資産が減ることの心配は基本的にないので、どんどん積み上げていく積極性が求められます。

方法

そんな資産形成をしていくには次のような方法があります。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 余剰資金をどんどん投資していく

収入増やしていくには「給料の良い会社へ転職」「空いた時間で副業」「会社内で出世」などの方法が挙げられるでしょう。

今の時代は40年間同じところで働き続ける人は少なくなってきました。より条件の良い環境に移動するのもよいでしょう。空いた時間に副業をして手っ取り早く収入を上げることも可能です。他にも、社内で評価され出世を目指すといったこともできます。

収入を上げるための選択肢はたくさんありますね。

また、支出を減らす方法は「保険の見直し」「格安SIMへの移行」「外食の回数を減らす」など多種多様です。ただ、支出の削減を考えた時に最も重要なことは固定費を削減することでしょう。

固定費とは、光熱費や携帯料金など毎月一定の金額がかかる費用を指します。この費用の削減は支出を減らすことにとても効果的なので、まずはそれから始めるとよいでしょう。 その後、食費や娯楽費が代表される変動費を見直していくと効率的な支出の削減が可能です。

 

ちなみに、収入を上げることと支出を下げることは同時にすることができます。これを機にどちらも始めて資産形成のスピードを加速させましょう。

それを続けると、余剰資金を貯蓄できるようになります。その貯蓄を投資へ回していくことで最も効率が良い資産形成が完成です。

資産運用と資産形成にどう取り組むべきか

今後、将来のために資産形成と資産運用をどのように行っていくとよいのでしょうか。今のところほとんど資産がないとして、大まかな手順を説明すると以下のようになります。

  1. まず資産形成に取り組んで、生活防衛資金を作る
  2. 資産運用の目的と方法を決める
  3. 余剰資金ができ次第、目標を決めて資産運用を取り組む

それでは少し詳しく説明していきましょう。

まずは、生活防衛資金の貯蓄を目標に収入増・支出減に取り組んで、資産形成を行いましょう。生活防衛資金とは、自分たちに何かトラブルがあった時でも一定期間は問題なく暮らすためのお金を指します。状況にもよりますが、一般的に1年分の生活費のお金があれば充分でしょう。

ここまでくれば、精神的にも安定して資産運用に取り組むことができるようになります。

その後、生活防衛資金以上のお金は余剰資金としてどんどん本格的な資産運用に回していきましょう。この時に資産運用の目的と方法を明確にしておくべきです。

子どもの教育費・老後の蓄え・マイホームの購入費などたくさんの目的があると思います。それらを列挙して、いつまでにいくらのお金が必要かということをはっきりと決めておきましょう。

そうして決まった目標期間と金額に向かって、「長期・積立・分散投資」をしていくと効果的な資産運用ができるでしょう。

投資商品の選択をするには、まずインターネット上で目標へのシミュレーションをするとよいです。そこで必要な積立金額、利回りが分かるので、それが実現できる金融商品を選択しましょう。

こうして具体的に将来のお金のプランを立てれば、漠然とした不安は消え充実した生活を送ることができるようになります。

まとめ

ここまで資産運用と資産形成の違いとその方法についてまとめてきました。

資産運用とは、「今ある資産を増やすために、投資をして運用すること」です。
対して、資産形成とは、「今ない資産を収入増や支出減を通して、少しずつ積み上げていくこと」です。
順序的にはまず資産形成に取り組み、ある程度資産を作ることに成功したら資産運用に取り組むと良いでしょう。

資産運用は株式や債券、不動産など多種多様な金融商品から自分に合ったものに投資していきます。事前に自分のリスク許容度を把握して、資産を予想以上に減らさない慎重さが重要です。

資産形成は収入増や支出減に取り組みましょう。
今ないものを作り上げていくので、スピードを加速させるために積極性が求められます。

そんな資産運用と資産形成は具体的に次の順序で取り組むとよいでしょう。

  1. まず資産形成に取り組んで、生活防衛資金を作る
  2. 資産運用の目的と方法を決める
  3. 余剰資金ができ次第、目標を決めて資産運用を取り組む

不動産の入口将来のお金の不安をなくして、豊かな生活を送れるようになっていきましょう。

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