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いまさら聞けない!そもそも投資とは?

この記事をご覧になられている方は、当然不動産投資に興味をお持ちでいらっしゃって、ご自身で調べたりするうちにこのサイトに行き着いた方ばかりだと思います。
不動産投資に関わる情報を扱っている訳ですから、それは至極当然のことではありますが、そもそも「投資」とは何か、皆様はどのようにお考えでしょうか?
本日は基礎中の基礎、「投資とは?」を題材に解説していきたいと思います。

ズバリ、投資とは何か?

投資という言葉の意味について、Wikipediaにはこの様に書かれています。
「主に経済において、将来的に資本を増幅するために、現在の資本を投じる活動を指す。広義では自己研鑽や人間関係においても使われる。」
とのことです。

例えば日本において英語を話せるというのは、一種のスキルであり、利点ですよね。 英語が話せればその利点が仕事上評価され、給与面に反映されるかもしれません。
またより深い異文化交流が図れる事で、自身の教養をより豊かにしてくれるかもしれません。
この様な自分にとっての「プラス」を享受する為に英語を学ぼうとした場合、受講料を支払って英会話教室に通う、ということが一般的であると思います。
これはつまり、将来的な「プラス」の為に今のお金と時間を投じている、と言い換える事が出来ますから、この様な行為を自己投資という事が出来るでしょう。

この考え方を経済に置き換えた行為を投資と言います。
経済における将来的な「プラス」とは、端的に言えばお金であり、収益です。
将来的に収益を得る為に、今の資本、つまりお金を投じる行為が投資。
砕けた言い方をすれば、お金を使ってお金を増やす行為が投資であると言えます。

投資?貯蓄?

昨今の年金のニュースに絡んで「貯蓄から投資へ」という言葉を耳にした方も多いのではないかと思います。そもそも貯蓄と投資にはどの様な違いがあるのでしょうか。
まず貯蓄とは、お金を蓄える事を意味します。
例えば銀行に口座を作って、普通預金や定期預金に資金を預ける行為、これを貯蓄と言います。言ってしまえばただ貯めているだけですから、減るという事は無くても、大きく増えるという事もありません。

一方投資とは、先程も述べた通りお金を使ってお金を増やす行為であるので、投じられた資金は蓄えられず消費され、その対価として投資対象となる商品を購入する事を意味します。
この商品の運用が上手くいき、価値が上がればその分の利益を得ることが出来ますが、逆に運用が思わしくなければ、価値が下がって損失を生む事もあります。

「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」

投資とは何か、という認識を改めて確認したところで、次は投資の目的について考えていきたいと思います。

「いやいや、目的って言っても、そんなの利益を上げる事に決まってるじゃん!」
確かにそうなのですが、ここで考えておきたいのは「どうやって利益を上げるのか」という事です。

ご存知の通り、一口に投資と言っても、その種類は様々なものがあります。
不動産はもちろん、代表的なところで言えば株式やFXが挙げられますね。投資と聞いたときに思い浮かべるのは、だいたいこの辺りではないかなと思います。
今挙げた3つの投資手段は、投資先が全く異なっていますが、利益の上げ方という点においては共通する特徴を見ることが出来ます。

先ずこの3つは全て「安く買って高く売る」という手法によって利益を上げることが可能です。いわゆる転売益ですね。
例えば取得した時よりも株価が上昇したタイミングで株式を売却する事が出来れば、その差額分の利益を得る事が出来ます。円高のタイミングでドルを買い、円安になってから手放しても、その分の利益が得られますよね。
このように株式とFXは、転売による利益の獲得が主軸の投資手段と言えるでしょう。
そして投資によって得られた転売益の事をキャピタルゲインと言います。
また近年、投資手段として注目度が高まっている仮想通貨も、キャピタルゲインを得る事を目的とした投資手段です。

では不動産投資の場合はどうでしょうか?
例えば修繕状況が芳しくないような不動産を安く買い、リフォームを施して資産価値を向上させてから売却すれば、転売益を得る事が出来るでしょう。このように不動産投資でもキャピタルゲインを得る事は可能ですが、一つ一つの単価が高額となる不動産投資では、一般の投資家がキャピタルゲインを目的として投資を行う事はややハードルの高い行為と言えます。

しかし不動産投資と聞いた時、多くの方は転売ではなく、家賃収入で利益を得る事をイメージするのではないでしょうか。当然のことながら、入居者さえ伴っていれば、不動産を保有し続ける限り家賃収入を得る事が出来ます。このように投資対象を保持し続ける事によって継続的に得られる利益の事をインカムゲインと言います。

このように書くと不動産投資ならではの利益の様にも思えますが、株式投資やFXでもインカムゲインを得る事が可能です。
株式の場合は株主配当金が、FXの場合はスワップポイントがインカムゲインに相当します。 スワップポイントについては馴染みの無い方もいらっしゃるかと思いますが、これは端的に言うと預金利息の事を差します。
ご存知の通り、日本では預金利息なんて雀の涙ほども望めませんが、海外に目を向けると1%~2%以上の利息が発生する国もあります。その様な国の通貨を買って保持し続ければ、日本円で持っているよりも継続的に高い利息を受け取る事が出来るという訳です。

投資で重要な事とは

ここまでで投資とは何か、そして投資による利益の得かたについて解説してきましたが、最後に投資において重要な事は何か、考えていきたいと思います。

冒頭述べた通り、投資とはお金を使ってお金を増やす行為の事を言います。
よって投資の目的とは、お金を得る事、つまり利益を得る事に他なりません。

さて、この記事を読んでいる方は、恐らくこれから不動産投資を行おうと考えている方が多いのではないかと思います。特にそのような方にお聞きしたいのですが、皆さんが不動産投資を検討している理由とは何でしょうか?
勿論その答えは利益を得る事ですが、ここで確認させて頂きたいのは、なぜ不動産投資で利益を得たいのか、という事です。

例えば、投資で得た利益を生活費の足しにしたい、という方もいらっしゃるかもしれませんが、それはあくあまで今よりも生活水準を上げたいということであって、決して最低限の生活費を確保する為ではないはずです。
また不動産投資によって生計を立て、今の仕事は退職したい、という方もいらっしゃるかも知れませんが、それはあくまで退職後の生活の為であって、今の生活を成り立たせる為ではないはずです。

何が言いたいのかというと、投資とは現在の生活+αを求める行為だ、という事です。 "必ず"投資をしなければならない状況、というのは通常存在せず、あくまで余剰的な資金を投じて行うものであると考えられます。
ましてや不動産投資をお考えの方は、一定以上の収入を得ていらっしゃる方も多いはず。極端な話、投資をせずとも現在の生活に大きな影響を及ぼす事は無いはずです。
もっと言えば、投資をやらなかったからと言って、マイナスの影響が出ることは無い、と言い換える事も出来ます。
であれば、それでも投資を行おうとする理由とは、一体何があるのでしょうか。

これが投資において重要なことであると考えます。 極論、やらなくても良い様な行為だからこそ、それに取り組もうとするのであれば、明確な理由=目標を持って行動すべきなのではないでしょうか。
目標を定めれば、その目標を達成する為にはどの程度の利益を上げる必要があるのかを考えるきっかけが出来ます。
ではその利益を得るためにはどんな物件に投資する必要があるのか、その物件を見つけるためにはどの様な行動が必要か、今の自分の知識や人脈は十分なのか…
この様に大きな目標から、どんどん身近な目標を明確にしていく事が出来ますから、そこから計画や行動を見直すきっかけを得ることも出来るのではないかと考えます。

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